最近水辺の一部で足環の付いたメジロやホオジロが写真に撮られています。これは野鳥の標識調査の為の足環であることは分かっているのですが、数人のカメラマンが足環に刻まれている文字についてこれは「東京」だとか「これはｘｘ」だとか云っているので、ネットで調べてみました。その結果、山階鳥類研究所の「渡り鳥と足環」のページに、足環について詳しく記載されていました。『現在環境省が発行している足環には、"KANKYOSHO TOKYO JAPAN"という文字と番号が刻印されており、・・』
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html
このページの中に、「標識調査で分かった鳥の長寿記録」が出ていました。よく見る野鳥の長寿記録は
キジバト・・・８年３ヶ月
ツバメ・・・・７年１ヶ月
ウグイス・・・９年０ヶ月
シジュウカラ・７年５ヶ月
メジロ・・・・６年１１ヶ月
ホオジロ・・・６年６ヶ月
スズメ・・・・７年２ヶ月
ムクドリ・・・７年１ヶ月
ハシボソガラス・・７年２ヶ月
などでカワセミは載っていませんでした。思っていたより野鳥は長寿ですね。
↓最近よく現れる足環のあるホオジロ
↓拡大してみると・・一行目に「KANKYOSHO 」二行目に「TOKYO JAPAN」と刻まれているようです」
↓ススキの穂をくわえているメジロ（これには足環はありませんでした）
