粉綿羽だった

3月13日に『初めて見るホシゴイの奇妙な行動』と題して、水浴びすると、白い油みたいなものが発生している状態の画像をお見せしました。先日の自然観察会で、konnoさんから「粉綿羽(ふんめんう)」ではないかとうかがったので、ネットで調べてみましたところ、やはりあの白いものは「粉綿羽」の可能性が大です。
http://d.hatena.ne.jp/kataro/20100313 ←3月13日の「kataroのつぶやき」

粉綿羽をネットで調べると
『小鳥やカモ類は尾羽のつけ根にある尾脂腺(びしせん)から出る分泌物を使いますが、ハト類、サギ類、フクロウ類などは、尾脂腺の発達が悪く、そのかわりに、粉綿羽というパウダーで羽毛の手入れをするのです』
『一生を通じて換羽しない特殊な羽毛で、羽枝と小羽枝が絶えず伸び続け、先端がこわれて遊離し、ケラチン質の粉末(bloom)となり羽毛を覆う。この粉末を羽に塗り、汚れの除去や防水に役立てる。』

ドライシャンプーみたいなものですね。従ってホシゴイが水浴びしたときに羽から粉綿羽が落ちて水面に浮いたものと思われます。粉綿羽が水浴びのときホシゴイから出るとの事実はネットで調べきれませんでしたが、ゴイサギから出ることは載っていました。↓
http://blog.goo.ne.jp/oharu_2004/e/6c18271a2930858a8095de9ea92ff217/?img=69f1425838c48327db64977498e23edb

↓今日時間をかけて撮った一枚(アオゲラ

シロハラ(狢窪公園)

エナガ

六道の辻近くで撮った富士山(9時45分)・・富士山の上の3本の電線はスタンプツールで消しました。